[さ]三殺法

さん-さっ-ぽう

剣道では竹刀(刀)を殺し、技(業)を殺し、気を殺すことを三殺法(3つのくじき)と言います。
「竹刀を殺す」というのは、相手の竹刀を左右に押さえ、あるいは捲き払いなどをして竹刀の自由な動作、即ち剣先を殺すことを指します。

「技を殺す」というのは、先を取って間断なく攻め立て、相手に攻撃の機会を与えず、技を出させないようにすることを指します。

「気を殺す」というのは、絶えず全身に気をみなぎらせて、先(せん)の気をもって向かい、相手の技の起こり頭を押さえる気位を示したり、間合いを上手に取って相手の気をそらし、相手のひるむところを、すかさず気位を保って攻め立てることを指します。

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