[す]すり上げ技

すり-あげ-わざ

相手が打ち込んできた竹刀を、表鎬(おもてしのぎ)または裏鎬(うらしのぎ)ですり上げ、相手の竹刀の方向や体勢の崩れたところを打ち込む技です。

相手の打ち込んできた竹刀を受けとめたり払うのではなく、相手の竹刀を自分の体のさばきと竹刀をすりあげる際の作用を利用してかわし、すかさず打ち込んでいきます。

すり上げ技には、「面すり上げ面」、「面すり上げ小手」、「面すり上げ胴」、「小手すり上げ小手」、「突きすり上げ面」、などがあります。

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