[な]中結
なか-ゆい
竹刀の先端から竹刀の長さの1/4のところに、竹を束ねるように締めつけている革製の紐のことです。
以前は竹刀の柄革で覆われていない部分を3等分し、その最も剣先側のところが中結の位置の目安でしたが、現在は剣先側から竹刀の全長の1/4の位置とされています。動かないようにしっかり締めて固定しておきます。
中結がゆるいと、打突時の竹刀のしなりで、割竹が先革から外れやすくなり、これが面金の間から顔や目を突くといった重大事故に結びつく可能性があります。従い、しっかりと緩みがないように結ぶようにしてください。