[な]名札
な-ふだ
中央の大垂にはめた、所属団体や名前を書いた布製の袋状のものを指します。俗名で「垂ネーム」、「ゼッケン」とも呼ばれますが、全日本剣道連盟の試合審判規則・細則においては「名札」と定義されています。
名札の様式は「紺または黒の地に白文字」と定められており、所属団体名(学校、企業、剣友会などの名称)を最上部に横書きにし、姓(同一団体内に同姓がいる場合は、名の頭文字を右下に添える)をその下に縦書きで記すことになっています。
書体に規定はありませんが、全日本剣道連盟は「明確に読み取れる名札」を推奨しており、楷書を用いるのが好ましいと言えます。